アグロメモ

イラストと日記

【うつ】抑うつ状態当時の状況と要因

今は快方に向かっています。再発防止として書きます。

 

診断内容、酷かったときの症状

診断結果は抑うつ状態でした。夜、嫌なことを思い出してずっと泣いて眠れない、眠れないので体調を崩し会社に行けない、その繰り返しでした。朝起きても、まず身体を起こす方法がわからない。身体を起こせても、朝ごはんを何にするか考えられなくて何も食べられない。いつもはわからなくても習慣でできるようなことが考えないとできなくなり、考えることもできないので動けない、という状態でした。

だんだん好きだったゲームもやらなくなり、体重は4キロほど減りました。

 

処方されたもの

落ち着かせる薬、睡眠薬

#専門家ではないし調べてもよくわからなかったので、この記事では曖昧に書いておきます。

 

事実ベースでの当時の状況

  • 生活

不規則でした。ここらへんはニワトリタマゴで抑うつ状態だったから眠れないのか寝られないから抑うつ状態になったのかはよくわからないです。ゲームして遅くなったこともあり、そのあたりは完全に自分要因です。寝るのが遅いので朝も会社に行くのがぎりぎりで、朝ごはんを抜いたりしていました。お昼は大体コンビニでからあげ君とグリーンスムージー、コーヒーを買っていました。

  • 環境の変化

会社、プライベート両方で変化がありました。

まず会社について、アサインしていたプロジェクトが終わり、急に暇になりました。結構きついプロジェクトで、残業も多かったです。それが終わりました。急に暇になり、打ち合わせも減ってただモニターに向かってルーティンをこなすようになりした。

次にプライベートについて、祖母が施設に入り、祖母の家が姉の家になりました。私は母と二人暮らしになりました。また、それより1年ほど前に、父をがんで亡くしました。

 

要因だと思っていること

不規則な生活が続いたところに環境の大きな変化がきて、処理限界を迎えたのかなと考えています。

眠れないとき、ずっとある考えが回っていました。私はだめだ、だから父は死んだ、上司はすごい人だから、上司のお母さんは長生きした!というものです。

補足します。父ががん治療をしていた当時、ちょうど上司のお母様もがん治療を行っていたのです。お互い親ががんで治療中ということでそのことについても話したりしました。上司は最新鋭の治療はぜんぶやってみるんだ!とよくいっていて、父に治療方針をまかせっぱなしな私はすこし肩身が狭かったです。その後、私の父のほうが先になくなりました。

上司を褒め称え私を點す考えが、緊急治療室のナースコールの音とともにぐるぐると私の脳内を回ります。客観的に考えれば私のせいではなく病気のせいだし、上司がすごかろうと私がすごくなかろうとそこに因果関係はありせん。ないはずなのにその思考回路で動いてしまい、辛くなり、泣いていました。そのあとは、仕事優先せずにもっと父と一緒にいればよかった、仕事について相談したりしてみたかったと後悔の念がわき、また涙が出ます。

 

父が亡くなったあと一年ほどは、仕事も忙しく「これで仕事が疎かになっては父が罪悪感をいだくかもしれない!頑張らなくては!」と、今思えばかなり気が張った状態で過ごしていました。よく考えるとこの時も仕事への意欲はありましたが食事は適当になっていたし、寝ずに行動して体調はよくなかったのですが、気合(笑)でなんとかしていました。しかし環境は変わりました。頑張りの対象だった仕事は頑張る必要がなくなりました。気合がいらなくなりました。

また、祖母の家が姉の家になりました。祖母は私のことをよく褒めてくれる人でした。母と姉が私の短所を指摘する人だとすれば、祖母と父は私の長所を見つけてくれる人でした。父がすでに亡くなった私にとって、祖母は私の自信に繫がる最後の存在だったのかもしれません。祖母の家がなくなったことは、私にとってはとてもショックな出来事でしたが、一方家族にとっては、姉が結婚し二人の理想の家を作ったという、とてもポジティブな出来事でした。そんな状況だったので、小さい頃から通っていた祖母の家がなくなった悲しみを表に出せずにいました。私は小さい頃祖母の家でチラシの裏に絵を描くのが好きでした。祖母は絵を見てうまいねぇといってくれて、それがなんとなく誇らしかったです。そんな思い出のある居間かなくなり、この頃から上記の症状が出てきました。

父のときは耐えていたものがそこで耐えきれなくなったのかなと自分では考えています。誰にも言えなかったのも大きかった気がします。

 

反省点

  • 辛いとき、それをアウトプットする

今思うと、誰かに話を聞いてもらえばよかったです。

診断を受けたあと、幸い親身に話を聞いてくれる友達がいて、その子に話を聞いてもらっただけで気持ちが少し楽になりました。アウトプットすることで整理がつかなかったところが整理できたのだと思います。今回ブログに書いたのもその反省を受けてです。前はこういうネガティブなことは受け手も暗くなってしまうので書かないほうがいいと考えていましたが、内に溜め込みすぎたものは、外に吐き出さないと楽にならないときもある、見かけてしまった人はすまん、話を聞いてくれた人はありがとう、こういうの読むの好きな人もいるやろ?というように考えを改めました。理想は適当に誰も見ない紙に書いて満足できることだと思いますが、それだと「外に吐き出した」感があまり得られないのでこういうブログに書く人が多いのかもしれない。

  • 不規則な生活になったとき、それを放置しない

ここまで限界くる前に検知、対応できたものとしてなにより挙げられるのは不規則な生活でしょう。とくに寝られないのを放置したのが良くなかったです。起きられなくて仕事に行けないことは、どんどん自分自身を追い詰めていきました。私の場合そこから負のスパイラルに陥った気がするので、無理矢理にでもそこは生活習慣の見直しをすべきでした。別に不規則でも元気ならいいと思うのですが、元気がないときにまずは生活を見直すのも一つの手だと思います。

 

いま

元気です。薬はまだ飲んでますが、お医者さんによると今どき全然飲みながら仕事してる人全然いるらしいです。

頼れるところは他を頼ってとりあえずがんばります。