【一覧】読んだ本 2022年度
どんな本を読んだかくらいは覚えておこうというメモです。随時更新します。当たり前ですが個人の感想です。
千早茜『しろがねの葉』
まったく前情報なしに読んだのでかなりきつい内容でした。内容、表現力ともどもパワーがあり、かなりの闇に当てられました。謎に一週間くらい落ち込みました。この本で考え方が変わったとか新しい着想を得たとかはなく、ただどんよりと文学として私にのしかかってきました。すごい本ですがメンタル若干弱ってるときに読んだのを後悔しています。
斎藤幸平『人新世の「資本論」』
適当にSDGs研修だのやってる企業はとりあえず全社員にこの本配れよという内容でした。後半の今後どうあるべきかの話は同意しかねる部分も個人的にはあったし、もっと議論していくべきですが、少なくとも前半のこれまでの資本主義によって人類が直面している問題については、今を生きる全人類の脳に刷り込んどいたほうがいいと思います。